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ぬれたペイントブラシ

​アトリエについて

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「うまい」「へた」といった評価にとらわれることなく、自由にのびのびと自分を表現できるアトリエです。全てのこどもが持つ創造の芽を大切に育みながら、個性の充実を図ります。
 

学校では年々、図工の時間が減っています。10年前は1年生から6年生まで年間70時間でしたが、最近では3,4年生が10時間削減、5,6年生は20時間削減されています。図工が好きな子供たちの大切な自己表現の時間が減っており、美術教育の重要性が学校の現場では理解されにくい現状です。美術教育は勉強のように点数などで即効的に効果が見えるものではありませんが、感じ方や情操における人間形成の成長にじわじわと効果を表すいわばビタミンのような役割を持っています。

 

どこに何色を置くのか、どこで完成にするのか、どんな形にするのか・・・さまざまな条件の中で自分自身と相談して決断し、ものを作り上げる作業は、人生を形作る上での大切な練習です。教育の中で、自分ですべての答えを決めていき、一からものを作り上げるのは「芸術教育」のみです。

また、近年では教養の一つとして芸術を学ぶ欧米のエリート層が増えており、各界で活躍するビジネスリーダーたちが「幼少期に受けた家庭教育を振り返って、親に最も感謝していること」のインタビューの答えとして多くの人が「芸術に多く触れさせてもらい、教養や感受性を養ってもらったこと」と答えているそうです。芸術にに触れる機会を増やすことはグローバル社会でのコミュニケーションに欠かせない教養の足掛かりになるということです。

「図工が好きな子は生きる力をもっている子」
 

造形教育は才能を伸ばすためだけの教育ではなく、創意工夫する力、柔軟性、集中力、発想力、粘り強さ、自主性、感受性などの根本的に「生きるための基礎力」を伸ばす教育です。また、自分が作品を作ることによって、美術館の作品などにも興味を持つようになり、美的感覚が磨かれたり、他国の文化、歴史に興味を持つことも一つの教養になります。大人になっても必要なこれらの力を伸ばすために、当アトリエは、まずはものづくりの楽しさを子供のうちに味わい、その気持ちを大人になっても持ち続けてもらえるような教室を目指しています。

「きちんと座って静かに絵を描く」[形にはまった絵の描き方を教える」といった教室ではありません。みんなでワイワイとお話しながら作品を作り上げて行きます。作り上げた達成感を味わったり、想像の世界を広げて形にしたり、まずは、自分の手で作品を作り上げる楽しさを体験することからはじめてみましょう!

 

家では出来ないダイナミックな作品作りや、たくさんの時間をかけて取り組む作品作りなど楽しいカリキュラムをご用意しています。 汚れても構わない格好、又はエプロンやスモック持参でお越しください。

             

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                         カリキュラムについて

課題は決まっていますが、本人が完成と思うまで取り組んで頂きますので、学校の授業のような一斉指導で

 はなく、完成までのペースはまちまちです。課題の説明後、自主的に取り組んで頂き、技術的に難しい部分 

 のサポートやアドバイスを致します。

 ◆小学生クラス・・・水彩画、紙工作、版画、木工作、手芸 など。小学3年生からはキャンバスに描く

           アクリル画(希望者のみ)

​ ◆中学生クラス・・・デッサン、アクリル画、ハンドクラフトなど

​ ◆幼稚園・保育園生・・・絵の具の混色、道具の使い方、色彩感覚を付けるために水彩画を多く描きます。             

             他、粘土など。

   ★年に一度、ギャラリーにて作品を展示する「展覧会」(全員参加)、ケーキを作るクリスマス会、

  スケッチや美術館に出かける遠足(任意参加)など、他校や学年の違う友達ができるイベントも

  あります。

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